• 和傘のある風景を金沢に・・・

つなぎ

小骨の穴あけ

「小骨」とは、和傘の内側を支えている竹骨です。
この「小骨」にはかがり(千鳥かけ)と呼ばれる色糸が艶やかにかかっています。
このかがり糸を通すための穴をまずあけます。

竹骨は、「骨師」さんから仕入れます。
本来小骨には、このかがり用の穴はあけられていますが、明兎ではオリジナルの
千鳥かけをしているため、骨師さんにお願いをして、穴をあけない小骨を譲って頂いております。
また、岐阜の番傘にはかがりがないため、小骨には穴が空いていません。明兎では番傘の骨で、
男持ちとして製作しております。
明兎の男持ちには、すべて千鳥かけが施してありますので、このかがり穴が必要です。

穴をあけると、あけた穴に返しができ引っかかってしまいます。
なので、一本一本、ペーパーで磨きます。
この時、最終的に機械で割っただけの小骨のとげや竹の繊維を一緒に綺麗にし、竹骨を滑らかにします。
また、このあと、「うずくり」で全体を磨きます。
竹皮の部分は、竹の汚れが取れます。
裏側も、とげや竹のはがれかけて竹の繊維がとれて綺麗になります。

この作業をしながら、目欠けなどないか点検しながら小骨の準備が完了です。
※「目欠け」あいている穴が割れていないか?確認