ゴールデンウィークの回想②
和傘製作講座『張り』
和傘作ってみませんか?最近の明兎のキャッチフレーズ?です。
コロナになる前、江戸村さんでようやく願いが叶った和傘製作講座だったのですが
コロナになってしまい、沢山の人数での講座はもちろん中止!
第一回で中止だなんてと凹んでおりましたが、その一回目の公開講座でもう次のお客様の予定が入っていたので
急遽、工房の整理をして、一人か二人なら出来るのではと、開催!
工房も少しはお店っぽくもなり、江戸村さんで開催した時には
年に一度開催くらいの気持ちだったのですが、工房での個人講座が良かったのか?
粛々と繋がっています。
和傘を買っていただくことももちろん嬉しいことですが、
講座をさせて頂き、その間みっちりお互いの人となりを感じて
和傘応援団が増えていること、とても大切な財産と思っています。
連休中、三本の傘の張りが出来、
その傘を畳む作業がおわりました。
約一月後までに、油や漆をして仕上げ
最後のお化粧『千鳥かけ』をしてもらって
マイ和傘が仕上がります。
和傘製作講座
①つなぎ(ろくろに竹骨をつなぐこと)
午後からは、和紙にワンポイントを製作し、マイ和傘の紙をつくります。
②張り(いよいよ和紙を張っていきます)
③たたみ(和傘の和紙は内側にたたまれます。それをきれいにたたむ仕事です)
④千鳥かけ(内側の糸掛けのこと。最後のお化粧とも言われます)
①②④は一日仕事、③は2時間くらい
②③の合間は1週間、そのほかは1か月の間が必要で、約3か月で和傘が出来上がります。
季節ごとに金沢へ訪れて和傘製作の旅なんていかがでしょうか?