こんにちは、明兎です。
儲けもんの一日、紅葉がりに行きたい!ってウズウズしてます。
そんなお天気の先週、思い立ったが吉日で、大聖寺まで行ってきました。
行先は、曹洞宗 金龍山 実性院
リンネル 2020年11月号では、「私を見つめる金沢・加賀の旅」と題して
高橋一生さんが加賀の旅路でここ実性院さんで座禅をくまれたとの事で
お客様からお話をお聞きしていたので、一度は行ってみたいと~
訪れると、白い萩の花で有名なところでした。中ほどまで入ったことはなかったのですが
美しい萩を見に訪れたことのあった場所。
受付で、ご挨拶をすると、お寺の総代の方が
親切の案内してくださいました。
一人だときっとスルーしてしまうとこも説明を聞きながらの鑑賞は
小さな古刹ではありますが、とても内容が充実しており
もっと皆さんに知ってもらえたらなって思うことばかり。
大聖寺藩主前田家の菩提寺で、現存する建物はいずれも江戸時代後期のもの。
大聖寺藩初代藩主前田利治公の戒名・実性院をそのままいただだいたとのこと
御霊屋(おたまや)には歴代大聖寺藩主一族と殉死者の位牌(蒔絵)が並び
火事になったら、ここをあけて、隣の池に位牌を投げ入れる構造になっていると教えてもらいましたが、
ここを開ける鍵がないんですよ?なんてこぼれ話も~幸い火災には今まであったことがないそうです。
書院には狩野派の屏風絵、御霊堂には襖絵、格調ある風情と禅寺の質素な佇まい
木造十六羅漢像は色彩も金箔もまだ彩を残しておりました。
前田家ではあるけど、家紋の剣鉢梅もケンケンでないし?なんて思いながら
一生さんの座禅をくまれた場所も案内して頂きました。
少し歩けますか?と今度は裏山を案内して頂きました。
竹や巨木のうっそうとしている山道の階段を登ると
前田家歴代藩主の墓があり,そこにも,白萩が植えられていました。
そして、もう少し登ると、今度は歴代のご住職の墓所が
山の中から大聖寺の街並みを今も見守り続けているようです。
今度は来秋9月ごろでしょうか?
白い萩の咲くころにまた訪れたいと思います。
ありがとうございました。
一生さんが旅する加賀の旅
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