こんにちは、明兎です。
今日は、最近お問い合わせの多い、高橋一生さんの和傘のご紹介。
フワッとした雰囲気の私も好きな雑誌『リンネル』さんの11月号
高橋一生さんが巡る
私を見つめる金沢・加賀の旅にて
さしていただいた黄色い明兎の和傘のお話。
このお話を頂いたのは夏の前
工房で油引きをした様子をInstagramにアップしていたのを
今回お話のくださった加賀の観光協会の方からのご連絡が始まり~
一生さんのCM
ディアポーテHIMAWARIの一生さん扮する ふしぎな雨男さん
黄色い傘をさす一生さんの上だけ雨が降っているCM
皆様も見たことがあることと思います。
ふんわり優しいCM、私も好きなんです。
いつもは海外ロケだったそうですが、この現状海外は行けなく
金沢の西茶屋街での撮影との事で、担当者さんが是非和傘で!と
お話を頂いたときは、この黄色い傘はまだまだこれから仕上がりまで数日を要するとき、
油を乾かし、漆を塗って、カッパや籐巻きなどの付属品を付けて
最後に、内側の千鳥かけをします。
お話を頂いたときはまだ決定ではなく、担当の方の想いが強い状態でしたので
最後のお化粧千鳥かけ、明兎では傘に合わせて艶やかに施すことが特徴ではありますが
今回は、一生さんのひまわりに合わせてのお化粧となり
担当者さんの熱意で、無事に採用となった次第です。
夏、撮影現場で立ち会わせて頂き、
さっと傘の使用方法をお伝えしに同行させて頂きましたが
もう、舞い上がったしまい、何をお話したのか?
正直まったく覚えておりませんが、
次に向かうバスをお見送りしている時に、
もう、車に乗っていらっしゃると思っていた一生さんが
後ろから、今日はありがとうございますとわざわざお声掛けしてくださったこと
天にも昇る感覚でした。
黄色い傘は、実は女性持ち、もちろん色合いや軽いので男性が持っても全然大丈夫なのですが
せっかくなの是非一生さんに明兎の一番最高の和傘をさしていただきたいと
伝えてありましたら、撮影最後に素敵に撮って頂きました。
カッコイイ方がさすとますます素敵と思います。
雑誌が出るまでは誰にも内緒の数か月でしたが、
雑誌が出たことでご紹介させて頂きましたら
ことのほか反響が大きく、実はびっくりしていることが正直なところ。
一生さんの傘の販売のお尋ねもありますが
今回、急遽千鳥かけも一生さん仕様にいたしましたので、明兎でも宝物として
皆さんに見て頂きたいとこの傘の販売はしておりません。
同じデザインでの柄違いはお受けでしますので、そちらのほうで対応させて頂いております。
ただし、黄色い和紙がありませんので、黄色い傘は出来ませんのでご了承願います。
元々、一点物の傘を作っていますので、今回が特別なわけではないのです。
雑誌の一生さんの旅をされて、工房へお越しいただき、水引体験も楽しんで頂き
一生さんの傘で記念撮影される。
そんな旅もあるんですね。
一生さんのおかげで、また素敵な方々とつながりました。ありがとうございます。スタッフさんもとても素敵な方々でしたし、明兎の和傘も沢山写真に収めてくださいました。
また、ファンの方々ともつながり嬉しく思います。
私も近いうちに、一生さんの旅、一生さんの傘と一緒に行ってみたいと思います。