• 和傘のある風景を金沢に・・・

こんにちは、明兎です。9月に入ってもまだまだ暑いですね。
でも、今日は雨で少し涼しい金沢です。
そんな暑い先週、久しぶりに岐阜へ行ってきました。
素敵なプレゼントを持って~

写真は、蓋置です。
材は、和傘で使用する、傘ろくろです。
蓋置とは、お茶の点前で釜の蓋や柄杓をのせるための道具です。

製作されたのは、山中塗の伝統工芸士、谷口博山氏
谷口さんとは、新幹線開業前の金沢駅での実演会や
石川県伝統産業工芸館での実演でお世話になっており
和傘のお話もよく聞いてくださる和傘応援団の一人。

漆のこともいろいろ教えて頂く先生です。
最初に、この傘ろくろで蓋置を作られたのは
もう数年も前になることと思います。
和傘のこれから
材料を作られる方がご高齢であったり
全国でお一人であったりという話をしていた時に
このろくろを蓋置にして
展示会や、お茶会で紹介して頂ただいたのです。
当時から長屋さんへ是非見せたかったのですが
当時は先生の展示会のDMをさしあげることが精いっぱい。

今回、また、製作のお話を頂き
是非にと分けて頂きました
日本で唯一のろくろ師長屋さんへ
いつも、いつもお世話になっているばかりなので
御礼と感謝の気持ちを
師匠と二人、明兎としてのプレゼント
ここまで、頑張って来てくださったから
私も傘作りが出来ています。
色々なことも長屋さんからたくさん教えて頂きました。

そして、今は後継者育成にご尽力されています。
いろいろな感謝の気持ちですが、
そんな堅苦しいことではなく
私の友人の谷口さんがね、こんなに素敵にろくろを変身させて
和傘のことの伝道者として活動してくれてますと
伝えても、それはもったいなくって受取れないよと
おっしゃるばかり
なので

このろくろを受け取るときに、谷口さんから
「納まるとこに納まって嬉しいという」と言われたことを伝えたら
その言葉で受け取って頂けました。
谷口さん、本当に、ありがとうございます。

長屋さんとは、木のこと、漆のことを今までも沢山お話させて頂いております。ろくろのこれからのことで、城端曳山まつりや、新潟の西川まつりの傘鉾の件でも一緒に新潟までも来ていただいております。漆のお話は輪島まで一緒に行ったこともあります。今度は是非、山中の谷口さんのところへお伺いしたいと言ってもらえました。

さて、私も吹き漆で、ろくろと柄だけ磨きたいとまた思い始めました。
やりたいことはやる!
やりたいことばっかりですね~(*_*;


コメント一覧

返信9月 21, 2020 6:45 am

笠井たか子21/

すみません。 リンネルで高橋一生さんが 持っていた傘は売り物ですか?

    返信9月 30, 2020 6:40 am

    明兎21/

    笠井たか子さま こんにちは、お問い合わせありがとうございます。 この傘は、販売はしておりません。 明兎にとっても宝物となりましたので、皆様に見て頂きたいと思っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です