昨年、江戸村さんで、第一回和傘製作講座を開催し、即第2回の開催が決定し3名の方の申し込みを受けましたが、この新型コロナウイルスの蔓延防止のため、全4工程の一回目、つなぎと和紙のデザイン決めだけでずっと延期になっておしました。緊急事態宣言が解除されましたので、明日と明後日に分けて工房でようやく開催となります。
弁当忘れても傘忘れるな♪と言われるくらい、雨の多い金沢。和傘は、普段皆さんが使っている傘と同じです。雨の日に使うもの。ただ、材料が違います。閉じた姿も違います。そして、傘を置いておく置き方も違います。どこの県にもどこの町にも傘屋さんがありました。金沢にも108軒もあったと伝わっています。岐阜では年間約1000万本作っていたと言われております。昭和30年が最盛期、その後いわゆるこうもり傘が出て来て、傘屋さんが洋傘屋さんになり、今は、その洋傘屋さんもなくなりつつあります。
そんな傘のこと知って頂きたくって開講した和傘製作講座です。和傘作りを通して、和傘の歴史や今後など一緒に話し合いながら一本の傘を作っていきたいと思います。
和傘作ってみたい方、ご連絡お待ちしております。