♪からかさの骨はばらばら
紙や破れても
離れ離れまいぞえ千鳥掛♪
友人の端唄の先生から教えて頂いた唄
傘の骨がばらばらになり、紙は破れても二人の仲は千鳥掛に結ばれて離れる事はないという意味だそうで
粋なものですね💛
ホームページのリニューアルにむけて、明兎の仕事の紹介として
和傘の製造、販売、伝承に加えて、修理、修復があります。
この項目、わざわざ載せる必要があると思う昨今。
よく、お嫁に来るときに持ってきた和傘、一度も使わずにあるわ!とか。
長い間置いていた傘、娘の成人式の時にだしたら、破れていたわとか
和傘の展示会をしているとよーく耳にいたします。
大丈夫です。和紙は破れていても張り替えして新しい和傘となりますよ。
費用は、新しい和傘を買うのと同じ値段にはなります。
和紙を剥がして、糸をほどいて、また、一からつなぐ。
解く費用は取っておりません。
親から買って頂いて大切にしまっていた和傘、
当時の部材(骨やろくろ)はとても良いものです。
是非、甦らせていただきたいと思います。
また、もう断捨離して処分してしまおうと思っている方は
是非、材料として、また、当時の先人の知恵がつまった宝物として寄付のほどよろしくお願いいたします。
今、工房には数本の修復の傘たちが来ております。
和紙を剥がして新しい傘になった傘たちもこれから載せていきたいと思います。
また、使用されている和傘の修理もしておりますので
ご相談下さいね。